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2008年06月29日

へその緒のその後

へその緒のその後

へその緒とは、おなかの中にいる赤ちゃんをお母さんの胎盤(たいばん)をつなぐものです。
正式名は臍帯(さいたい)と言います。
へその緒は、妊娠後期には50cmにもなるそうです。
へその緒には動脈(臍動脈)が2本と静脈(臍静脈)が1本通っていて、
赤ちゃんはこれを通して、お母さんから栄養と酸素をもらって、
二酸化炭素と老廃物を出しています。
赤ちゃんの内臓が完成してからは、うんちやおしっこはしているらしいですが。

このへその緒は、出産した後はどうなるのでしょうか。
赤ちゃんにくっついている長さは、せいぜい2cm。
これは生後一週間ほどで、ぽろっと取れて、お母さんやお父さんによって
木の箱などに大切にしまわれます。
残りの48cmは。。

臍帯血の献血(臍帯血バンク)は知っていますか?
このへその緒から取れる臍帯血は、白血病に効果があるのです。
臍帯血には、血液を作り出す造血幹細胞が多量に含まれており、
白血病の患者さんに移植して病気を治すことができるのです。
ですが、臍帯血を提供したい!と思っても、どこの病院でもできるわけではないのです。
臍帯血を採取できるのは、出産直後のとき一度だけです。
臍帯血は、移植治療に使用するまで凍結保存をしなければなりません。
また、処理と保存には無菌管理が必要なのです。
条件を満たしている契約病院以外での出産では、
へその緒は無限の可能性を秘めているにもかかわらず、残念ながら廃棄されてしまいます。

臍帯血を、白血病の患者さんに寄付する公的バンクのほかに、
臍帯血を、自分や家族のために保管しておく民間バンクもあります。

これから出産をするお母さんはぜひ知っておいてください。