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2008年07月13日

吐き戻し

赤ちゃんが母乳やミルクを飲んだ後に少し吐くのはよくあることで、
溢乳(いつにゅう)といいます。
赤ちゃんの胃はくびれがなく、逆流を抑える筋肉が発達しきれていないため、
少しの刺激で簡単にもどしてしまうのです。

授乳後に寝かせているときに、口の横からダラダラと飲んだ母乳やミルクを垂らしたり、
授乳中に、母乳やミルクと一緒に空気も飲んでしまい、げっぷと一緒に吐いてしまう事もあります。

これは病気による嘔吐ではありません。

少し飲ませたらゲップをさせる、などの工夫をしてください。
また、吐き戻し防止用枕というものもあります。
10°の傾斜が授乳後の吐き戻しや鼻づまりを防止してくれる角度だそうです。

あまり神経質にならないでください。
吐き戻しは、生後2、3ヶ月になり、胃の容量が増えてくれば、だんだんと落ち着いてきます。

心配なものは、授乳後、毎回のように大量に吐いて、体重もあまり増えていない場合です。
一概には言えませんが、肥厚性幽門狭窄症または幽門狭窄症の疑いがあります。
男の赤ちゃんに多く、出生から2、3週?4ヶ月までの間に発症することが多い病気です。

胃から十二指腸に抜ける出口の弁の役割を果たす筋肉が、異常に厚くなって管を圧迫し、
母乳やミルクが胃から腸へと流れにくくなり、
胃に溜まった母乳やミルクが逆流して嘔吐を繰り返す病気です。

心配な場合は病院に相談することをお勧めします。
これは手術で治る病気です。

2008年07月01日

おしゃぶりは悪いこと?

赤ちゃんが親ゆびをしゃぶるのは自然なことです。
おなかの中にいる5、6ヶ月の赤ちゃんも指しゃぶりをしているそうです。
赤ちゃんにとって、口の前にあるものをちゅーちゅー吸うことは、
お母さんのおっぱいを吸うのと一緒で、自然な反応なのです。
ですから、1歳くらいまでの指しゃぶりは、気になさらないでよいのです。

2歳近くになってまでの指しゃぶりは、子供の自身の情緒不安定な気持ちを紛らわすために、
行っている場合があります。
下の兄弟ができたときに、指しゃぶりが始まってしまうこともあります。
2歳過ぎてからの指しゃぶりは、歯並びやあごの形成に影響が出る可能性があるため、
できるだけやめさせる必要があります。

指しゃぶりは自然な行為で、赤ちゃんのころであれば、なにも問題はありませんが、
人工のおしゃぶりは、別です。

おしゃぶりは赤ちゃんには必要なものではありません。

おしゃぶりがあれば、泣いていた赤ちゃんが静かになったり、
おとなしく寝てくれたりするかもしれません。
ですが、泣いている赤ちゃんをお母さんが抱っこしてあやすのは
母子関係を築く上で重要なのです。
甘えたいのに抱っこされない赤ちゃんは、ますますおしゃぶりに依存してしまうでしょう。

指しゃぶりは、赤ちゃんが眠れば口から外れますが、おしゃぶりは口に入ったままです。
長時間口に入れているおしゃぶりは不衛生だとおもいませんか?

また、歯並びやあごに与える影響も、指しゃぶりと同じです。
わざわざ悪いものを赤ちゃんに与える必要はないですよね。

指しゃぶりは、ある程度の年齢までは、大目に見てあげて、
赤ちゃんをあやすためのおしゃぶりの使用は控えたほうがよいと思います。

2008年06月25日

上手な卒乳の仕方

母乳で育てていた赤ちゃんが1歳を過ぎる頃、どのお母さんも、
そろそろおっぱいを卒業かな、と考えるでしょう。
離乳食も進んでいるのであれば、やめどきかもしれません。
1歳を過ぎる頃になると、おっぱいにも栄養がなくなってきます。

おっぱいに、からしを塗るのは自分も痛いのでやめましょう(笑)
おっぱいに、顔を書いてみるのはどうでしょう。
今まで大好きだったおっぱいが、なんか変。
赤ちゃんはびっくりして泣いてしまうかもしれません。
でも自分から離れていくかもしれませんね。
まずは、昼間のおっぱいをやめましょう。
今まであげていたおっぱいが急に吸われなくなると、張って張ってとても痛くなります。
赤ちゃんを抱っこできないほどの痛みなので、お父さんがお休みの連休などを利用して、
お父さんに抱っこしてもらってください。
昼間は、外にお出かけしたり、お友達と遊んだり、
気を紛らわす方法がいくらでもあります。
赤ちゃんが遊ぶのに夢中になっているときは、おっぱいのことも忘れているでしょう。
夜寝るときまで我慢して、寝かしつけのときにあげましょう。
張って張ってしょうがないおっぱいは乳腺炎になる前に、毎晩全部飲んでもらいましょう。
自分でしぼるのはけっこう大変ですから。
2、3日もすれば、昼間のおっぱいは全くせがまなくなります。

昼間のおっぱいがなくなって、一ヶ月くらいして慣れたら、次は夜のおっぱいの番です。
夜寝るときのおっぱいは、なかなかはずれにくいと思います。
昼間のおっぱいがなくなった分、夜中のおっぱいが増えることもあります。
夜中に何度も起きるのは、お母さんにはけっこう負担となります。
昼間にたくさん遊んで疲れて、一晩中おっぱいを飲まずにぐっすり眠ってしまった日、
これはチャンスです。
そのまま次の日もたくさん遊ばせて、おっぱいなしで寝かせましょう。
そうやって、おっぱいを忘れていくのです。

おっぱいはお母さんと赤ちゃんの大切なスキンシップです。
そのことを忘れてはいけません。
おっぱいがはずれても、お母さんの服の中に手をつっこんで、
触ってくる子もいます。
おっぱいは、○○ちゃんが大きくなったから、お休みするんだって。
怒らないで、優しく言い聞かせてあげてください。
おっぱいがなくなった分、いっぱい抱きしめて、愛情を与えてあげてください。

2008年06月23日

離乳食であげてはいけないもの

赤ちゃんが生後6ヶ月くらいになり、食べ物に興味が出てきたら、離乳食を始めるタイミングです。
よだれが増えてくるのもいい目安となります。
また、母乳には鉄分は含まれていません。
赤ちゃんは、お母さんのおなかの中で鉄分を蓄えてきますが、
6ヶ月くらいまででなくなってしまいます。
鉄分補給のためにも、離乳食は必要です。

6ヶ月くらいの赤ちゃんは、まだ消化する能力が完全に発達できていません。
なので、すぐにあげていいものと、もう少し待ったほうがいいものがあります。
それをこれからわかりやすく説明していきます。

まず、1歳まであげてはいけないもの、はちみつです。
乳児ボツリヌス症予防のため、使用しないでください。

離乳初期(5、6ヶ月)で、あげてはいけないもの、
そば、さば、いか、たこ、えび、かに、貝類、卵の白身です。
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、食べないのが当たり前という気持ちで、
ゆったりと取り組んでください。
どろどろの、舌触りがなめらかになるものを選びましょう。

離乳中期(7、8ヶ月)で、あげてはいけないもの、
そば、さば、いか、たこ、えび、かに、貝類です。
上記以外で、初期よりも少しだけツブがあり、舌でつぶせる硬さのものを与えましょう。

離乳後期(9、10ヶ月)、離乳完了期(12?15ヶ月)では、
赤ちゃんはほとんどのものが食べられるようになります。
歯茎でつぶせる硬さのものを与えましょう。

お父さんやお母さんがアレルギーを持っている場合、
かなりの確率で、赤ちゃんもアレルギーを持っています。
初めて口にした食べ物で、口の周りに湿疹ができたり、じんましんが現われた場合には、
それ以上あげてはいけません。
病院でアレルギー検査をして、大丈夫な食べ物だけを使用してください。

2008年06月08日

母乳のいいところ

昔は、ミルクを飲まなくなるから、おっぱいを吸わせるな!といわれたときもあったそうですが、
母乳にはたくさんのいいところがあることが今では常識になっています。

お母さんにとって、自分の腕の中でおっぱいを飲んでいる赤ちゃんはとてもかわいらしく、
赤ちゃんとお母さんはぴったりくっつくので、自然なスキンシップになります。
母乳を分泌させるホルモンは、子宮収縮を促します。
夜中の授乳も、添い寝したまま、おっぱいだしてパクッとさせるだけなので、
出産後で体力が落ちているお母さんには、とてもありがたいことです。

また、母乳で育った赤ちゃんは、ミルクで育った赤ちゃんよりも病気をしにくいと
言われています。
母乳には栄養素がたっぷり含まれ、免疫や抗菌物質も含まれています。
この免疫や抗菌物質は、赤ちゃんへばい菌が入るのを防ぐだけでなく、
赤ちゃんへ入ってしまったばい菌を殺す力もあるのです。
なので、母乳を飲んでいる赤ちゃんは虫歯になりにくいのです。

また、勝手に出てくる哺乳瓶に比べて、母乳は一生懸命飲まないと出てきません。
毎日あごを使って、おっぱいを吸っている赤ちゃんは、
あごの骨や、頬の筋肉の発達に、いい影響が見られます。

いいところばかりの母乳ですが、ちょっとだけ困ったこともあります。
母乳一本の赤ちゃんはミルクを飲めないということで知られています。
哺乳瓶自体を嫌がる赤ちゃんも多いのです。
お母さんは3時間ごとにおっぱいをあげなければいけないので、
赤ちゃんから一日中離れることができません。
赤ちゃんを預けて出かけても、3時間以内に戻ってこなければいけません。
卒乳するまでは、赤ちゃんなしの用事をできるだけ作らないほうがいいですね。